■セブ移住1か月。我が家がセブ移住を即断、即決、即実行した理由

混んでるジプニーの助手席(1シート)に3人団子乗り!危険なので真似しないようにしましょう笑。

混んでるジプニーの助手席(1シート)に3人団子乗り!危険なので真似しないようにしましょう笑。

移住して1か月たちました。毎日嵐のようだったといえばそれまでですが、1か月よりもっと長い時が流れた気がします。やはり海外で、しかも発展途上国で暮らしを立ち上げるということの大変さ、密度の濃さを思う存分味わった1か月だったかと思います。

家の家具や必要なものをゼロから揃え、ビザ申請にあちこちかけまわり、幼稚園・学校生活に親子で奮闘し、続けられる音楽レッスンを探し、家のとまらない不具合にあちこち対処し続け、Danのお誕生日準備をして、毎朝夕排気ガスと埃にまみれて送迎に泥だらけの大渋滞の道を歩き、書いてしまえば簡単なことだけれど、大変さ、半端ネ~ーーーー!!!笑

20代に中国で生活立ち上げ、現地で中国人と働き暮らしていた3年の経験が、今回多いに生きています。でもあれから自身成長したとはいえ、守らなければいけない小さな子供2人がいるってのが、この1か月やはりメンタル追いつめられる時も正直多々ありました。これで本当にいいのかな?子供たちに無理させてないかな?等等。

1か月たって今感じていること。セブでの暮らしは、それはそれはいろいろ足りないのです。
日本と比べると、生活は不便だし、環境も良いとは言えないし、排気ガスにゴミだらけ埃だらけだし、物も情報も頼れる人も十分ではないし。
でも不思議と、生きていく上で、「足りないくらいがちょうどよいな、幸せだな」、と感じています。Life is simpleなのです。

 

セブのお家です。学校の前にあるタウンハウスを借りています。日本の地方で戸建て借りるのと同じくらいの家賃。

セブのお家です。学校の前にあるタウンハウスを借りています。日本の地方で戸建て借りるのと同じくらいの家賃。

ところで、なんでセブに移住したの?とたくさんの方から聞かれます。日本だけではなく、果てはスイスやアメリカの友人たちからも、なぜ先進国の日本ではなく、わざわざ教育目的にフィリピンに行くんだ!と。

セブへの移住にあたり、その理由として一般的にあげられるのが、英語が公用語であること、子供にやさしい、親日的である、リタイアメントビザ(就労・就学可能な永住権)が簡単に取りやすい、日本から近く直行便が飛んでいる、気候が暮らしやすい、他移住検討先の外国に比べ物価が安い等等 でしょうか。

ちなみに物価については移住の際は要注意です。人件費関連サービスは確かに安いですが、不動産賃貸は日本人が住めるレベルの物件は日本の地方並みの値段はするし、島国に輸入しているわけなので物はそれなりの値段だし(ダイソーは200円くらい)、それなりの食材を買うには日本と同じくらいするし、外食・リゾートで遊ぶにもお金がかかるし、子供の教育費もインターナショナルスクールに通わせようとすると日本より安いとはいえ年間数十万円かかります。

我が家が移住を決めた理由は、これらの一般的な理由ももちろん含まれますが、実は決定打ではありません。

子供たちが大人になり働く2030年代や2040年代を想像して、いったいどんな風に子どもを育てたらいいのかずっと考えてきました。子育ての考え方は、人それぞれ。家庭によりけり。正解はひとつじゃない。

我が家は、

世界のどこでも働けるようにしてあげたい。
職業選択のフィールドが日本だけではなく世界中どこでも自分で選べて活躍できるような実力をつけてほしい。
特に今後成長が続く東南アジアの経済社会で働ける能力は必須。それはどうすればいいのか。

英語は大前提で、多くのビジネスパーソンは中国語を理解し、自国語以外で高等教育や仕事に使える言語能力があるのが当たり前で、しかも言語能力だけではなくて、

自国以外の民族に対し文化、宗教、歴史、経済的背景、貧富差異、気候差異、などのバックグラウンドを『相手の立場』で理解しながら、
『自分の意見も主張して』仕事を進めていける多様性とコミュニケーション力を持つこと。

この実力形成は体に繰り返し繰り返ししみこませていくものだから、ある程度かなり若いうち、できれば大幅に人格が形成される小学生のうちにおいて、海外生活・教育を受けている環境でなければ育まれないのではないかと考えました。

 

スコールにも慣れてきましたが、登下校の時だけはどうにか降らないでほしい!

スコールにも慣れてきましたが、登下校の時だけはどうにか降らないでほしい!

この考えをベースに今回移住の決定打となったのが以下の2つです。

(1)セブに親子留学に来てみて、フィリピンが、日本から一番近い東南アジアの発展途上国、かつ今後の経済急成長が見込める新興国であると認識したこと。
(2)英語と中国語教育をベースに華僑教育とカソリックの教えを学べる、かつコスパが恐ろしく良い現在のスクールを発見したから。

(1)ですが、一度新興国に暮らしてると(暮らせなくても旅行でプールだけじゃなくて、街や現地の人を見る、暮らすように旅をするでもいいと思います)、先進国にはないエネルギーが存在するのが分かると思います。賛否両論というか、あまり賛成されないかもしれませんが、、ある程度の安全と衛生が確保できるならば、多様性のリアルを目の当たりにできる発展途上国は子供たちの生きる力を伸ばすにはいい教育環境だと思っています。自分が学校に行けるのが普通ではないこと、世の中には働いてお金を稼ぐために学校にいけない子がいること。電気や水道が当たり前に使えるのではないということ。夜外出するということが決して安全ではないこと。貴重品や自分の持ち物は自分で守ること。なぜ道路がゴミだらけなのか。なぜ道路がいつも渋滞するのか。なぜトイレットペーパーは常に携帯する必要があるのか。等等等。問題だらけだけど、大人も子供も問題への対応を自分で考えて行動することが常に求められる。あちこちに子供や若者があふれて、エネルギッシュで、誰の目も気にせずに自分もその中で、埃まみれになりながらのびのび生きていける。楽しいですよ。大変だけど。

(2)は、今や経済大国となった中国のみならず、東南アジアの経済はほとんど華僑・中華系人材によって経営されていると言っても言い過ぎではないと思います。前から華僑の教育環境に興味がありましたが、シンガポールやマレーシアは距離的にも資金的(生活費・学費)にも現実解となりえず決断できませんでした。セブで現在のスクールを発見して見学して、親子で即一目ぼれしたのは本当に転機になったかと思います。語学だけではなく、我が家は無宗教ですが、キリスト教、イスラム教など宗教のベースを理解しておくことは、今後役に立つと考えています。そして、学費が安い。なんと年間20万、日本の公文で3教科お習い事しているのと同じ値段です。インターに二人は無理だけど、ここなら通わせてあげられる。日本ではあまり知られていない学校なのですが、韓国人留学生は多く、セブ以外の島からも富裕層が母子移住してきて子供を通わせていたりするフィリピン屈指の名門私立です。宿題も授業数もテストも多いから、見方によってはモンテッソーリやイエナプラン的な教育とは反対の詰め込み路線かもしれません。でも英語と中国語教育が幼稚園から可能で、留学や教育移住に興味がある日本人にいずれ人気が出るポテンシャルがあるのでは?と個人的には思います。セブはいろんなインターナショナルスクールや私立があって、学校により本当に違います。モンテッソーリ教育も豊富にあります。教育移住に興味がある方は、一度旅行や留学の際、ご見学されてもいいかもしれません。

ちなみに、日本に戻って日本の高等教育を受けさせる、海外の大学に進学する、等今後の進路の選択肢を考えて、IB(International Baccalaureate)国際バカロレアを取得しているスクールを選択するのもありだと思いますが、我が家は今のところ全くIBにこだわりはありません(IB取得している学校は学費がそれなりにします)。子供がまだ小さいというのもありますが、親的には日本の大学に固執せず、本人が望むままに、中国や香港の大学行ったり、マレーシア経由でイギリス行ったり、アメリカやオーストラリアの大学行ったり、または大学ではなくても、好きにしたらいいと思います(自立はしてね)。その選択ができるように実力を伸ばす機会を与えたり、伴走してあげるだけ。

母の1日の終わりのささやかな楽しみ。キンキンに冷えたサンミゲル。

母の1日の終わりのささやかな楽しみ。キンキンに冷えたサンミゲルビール。

子育てはやり直しがきかないから、親となったら日々悩んで悩んで、これが正しいのか、子供のためになっているのか、本当にわかりません。
わからないなりに、教育本をたくさん読んだり、海外の子育てや教育について調べたり、周りの子育てについて話を聞いたりしながら、自分の中に子育て方針みたいな軸を作っていくしかないのだと思います。あとは、子供を観察しながら、その軸の軌道修正をしていく。

Liliは、保育園でも幼稚園でも人の輪の中心となったり、自己主張をはっきりできる、自分の判断で行動できる(ときに悪知恵が働く)、いわばしっかりした子でした。でも大きくなるにつれそれが裏目に出てしまい、自己中心的すぎたり、強く言いすぎてお友達を傷つけたり、自分がやりたいことのためにルールを破る、ということが多々あって、日本ではお友達の気持ちを考えて、周囲と調和してうまくやるためにどうすればいいか?社会のルールを破らないためにはどうすればいいか?という、いわば引き算の子育てになってしまっていました。
本当は、リーダーシップをとれる、言いたいことを言える、って素晴らしい能力で、そこをどう上手にますます伸ばしてあげられるか、親として思う存分向き合ってみたかった。でも幼稚園や学校から電話が来たり、先生やお友達のママに謝ってばかりというのを繰り返していると、どうしてもクラスやお友達と調和する路線で指導してしまう至らない母でした。

日本の教育でこのまま子育てしていったら、この子の良いところは伸ばせないばかりか萎縮させる、私もますます学校や社会との調和ばかり気にして子育てしてしまうだろうと思いました。
そして、幼稚園も終わるころ、これは外に出るしかないなと思いました。

セブに来て1か月。この点はすっきりしてます。フィリピン人、中国人、韓国人のクラスメートはみんな強いし、ワンパクだし、言いたいことは悪口になろうが言っちゃうし、それでも翌日にはけろっとして一緒に遊んでるし、わが子のキャラにはとってもあってる環境だと思います。周りにあわせるように窮屈に子育てしていくより、子供にあった環境でのびのび育ててあげることができていてひとまずOK。

長くなりましたが。この先どうなるかもわかりませんが。来月には日本にすぐにでも帰りたいとか違うこと言ってるかもしれませんが。
とりあえず、みんな元気これが一番。
1か月、お疲れ様ーーー(ビール乾杯)。

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