
Yayaたちのためのオリエンテーションに参加。お知らせ書くときはカリグラフィー(文字装飾)が大好き。
今日は朝8時から、シッターさんたちのための幼稚園オリエンテーションに参加しました。
フィリピンではシッターさんをYaya(やや)と言います。英語表記でも、Baby Sitterとは言わず、”Caregiver”と言います。
ちなみに日本英語ですっかり育った私には、生徒を表す”Pupils”も新鮮。生徒といえばStudentでしょ、と暗記覚えしてましたが、Studentsは中高生に使い、小学生はPupilsなんだそう。フィリピンではトイレもComfort Room、通称”CR”といいます。「トイレどこですか?」と聞くときも”Where is CR? ”のほうがすんなり通じます。おもしろい。
シッターさんへのオリエンテーション、お祈りから始まり、送り迎えの場所や手順、持ち物などの説明、幼稚園の目的(小学校へあがるための準備をする、と明確)、Yaya達へのサポートのお願い(Yayaたちの存在意義を誇らしく語る、このあたり話し方うまい)、子供への正しい言葉遣い、礼儀作法、服装等について話の合った後、看護婦さんが出てきて子供の怪我・病気の対処方法等について話しました。保護者向けのオリエンや手紙はすべて英語に統一されていますが、Yaya向けのオリエンは最初からVisaya語(セブ語)交じり、後半はほとんどセブ語で何言ってるかさっぱりわからず笑。みんなジョークに笑ってるのに笑えないの、悔しいな!
今日のミッションは、娘の下校時間前(今日から8時間授業!14:40まで)までに、ダウンタウンのクラウンリージェンシーホテルに入るフィリピン退職庁(PRA)オフィスに行き、フィリピンのリタイアメントビザをついに申請すること。
長かった。。。個人で情報集めて申請書もらってから、日本とセブで書類集めに奔走して1か月ちょい。。日本とフィリピン行き来する人は自分で申請してもいいかもしれないけれど、すでにフィリピンに住んでいたり、時間がとれなかったり、英語に自信のない方は、素直に代行業者、エージェントさんを使われたほうがストレスフリーかもしれません。インターネット上で収集できる情報にもすでに変更があったり、一部情報足りなかったりします。そして実際に各機関に足を運んでも、お役所が情報連携しているわけではないので、無駄足になり出直しが何度も。でもとっても勉強になったし、個人でも申請はもちろんできます(まだ取得していないけど!)。
最後の書類、3人分の健康診断書と申請費用振込明細を持ってオフィスへ。今ランチでサンドイッチ食べてるから待てという。待つこと20分。すでに滞在が1か月に近づいてきたら、日本だけじゃなくて、フィリピンの無犯罪証明書(NBIクリアランス)が必要かもと言い出された。それには15日から20日かかるという。勘弁して、勘弁して、勘弁して。天の助けか、先週の時点で早めに観光ビザ延長に行っておいたのが功を奏し、パスポートのビザ延長見せたら、受領してくれた。
申請書は手書きじゃなくて、タイプする必要があるらしく、その場でタイプしなおしてあげるから、1時間待ってくれという。
っていうか、前回訪問したとき、タイプしなおしておくって言ったよね(もちろんやってない)?まぁいい。
1時間後に戻ると(この間に息子昼寝抱っこ→おもらし→服びしょしょ)、タイプしたから申請書レビューしろという。
タイプミスを何度も直すこと40分。2018年って言ってるのに2017年と打ってみたり、タイプミスを1つ1つ修正するのに、とにかく怒らずに笑顔で辛抱強く、具体的に修正をお願いする。途中から修正液で直してみたりして、え?手書きでいいの?笑
長かった。。。3人分の申請書にサインをして、パスポート預けて、ついに申請終了。ここから取得まで1か月~45日だそうです。
そうこうしているうちに、娘のお迎えの時間が近づいてくる。渋滞状況考えるとギリギリか間に合わない予感。時間には余裕をもってでてきてるけど、フィリピンのお役所仕事に加えて、昼間でも動かなくなる道路の渋滞が追い打ち。
やっぱり間に合わないから、スクールに電話しようとしたけど、ここでも天の神様のお助け!
日本から出張中の元同期Mにメッセージして、娘のお迎えを頼むと、タイミングよくスクールにいてくれた。
有難う、有難う、有難う!

スクール前、朝に夕にこの渋滞です。特に送迎時間はカオス。
娘のお迎えはなんとかなったので、あとはスクールへ向かうだけ。が、タクシーがまったく動かなくて、ドライバーがあきらめ始めた。降りてバイクで路肩走ったほうが早いとかなんとかぶつぶつ言っている。息子と荷物を持ってバイクにまたがり渋滞ぬって走るのとか想像したくないので、聞こえないふりして進めるだけ進んでもらう。
この学校前の道路工事は、新聞でも問題になっていたけど、4月ぐらいに始まって8月には終わる当初計画が、コントラクターがエンジニアを変更したとかで、大幅遅延しており、今月初めの段階では穴があいて水がたまりほうってあった。スクールが始まり2000人が通う道路、マジでやばいでしょ、ってスクールも市もコントラクターと話し合いを重ね、工事スピードを改善したり、交通整理の人材置いたりしたみたいけど、やっぱりこの渋滞。
日本のODAもマクタン島とセブ島結ぶ橋作られたり貢献してるけど、セブの健全な経済発展サポートするなら、まずは信号整備に投資したほうがいいんじゃないかと真剣に思います(信号がほとんどない、あっても90年代に整備された古いものだったり、停電で機能しなくなったりするらしい)。

スクール前の道路工事による渋滞が深刻化。バイクタクシーのほうが早い。けど子供と乗るリスクはとれない。
はい、やっぱり降りたほうがいい圧力に負けまして、スクールまでラストハーフマイル(1.5kmくらい)で下車。ここからがしんどかった。荷物と息子を抱え(でこぼこ道で、渋滞中でバイク路肩来るし、水たまりとか落ちたらやばい穴とかあるしとても息子を歩かせられない)、母は泥にまみれ、水をかけられながら歩きました。トライシクルつかまらず、バイクは乗れず。

娘までのラストハーフマイルが遠い。。。
子供って親の非常事態はきちんと悟り、自分もなんとかしようとします。母はいっぱいいっぱいのときなんだけど、これがいつもたくましいなぁと感心してしまいます。息子は抱っこされながら、「●●くん後ろ見るからね。ママ、バイクきた。危ないよー」と誘導してくれます。
ようやくスクールにつくと、無事お友達とかけまわる娘を発見し、安堵。息子は、「ママのスカート、どろどろだね。ばっちいね。かわいそうだね」、だって。大丈夫、無事ついたから大丈夫。
今日も力尽きたけど、夕方涼しいので子供たちのキックボードに付き合い、19時に就寝(笑)。。
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