
セブにはあちこちにパーティグッズのお店があります。
まもなく4歳の誕生日を迎える息子。今月セブに移住してきてから生活立ち上げに奔走していたので、母はお祝いの準備まったくしておりません。。お誕生日は平日でゆっくりお祝いできないし週末に延期すればいいかなぁと半分あきらめていましたが、せめて、ケーキとプレゼントを準備して写真だけでも残してあげたい、と思いまして。なんと徒歩5分の近所にパーティグッズ用品のお店を見つけました。神様、有難う。
我が家の近所はセブシティのおしゃれなモールやカフェ・レストランの華やかさとは無縁です。このお店、ものすごくさびれた一角にあり、よく目をこらさないと見つけられません笑。

ひよこ、にわとり、あひる、犬、猫、牛、ヤギ、薄汚れた動物たちも道路やそこらを自由に歩くセブ
お店のすぐ隣をにわとりやひよこが歩いています。

セブのパーティグッズのお店、店内。
フィリピンは何よりも家族を大切にする民族。多くの人々が、家族みんなで一緒に暮らしてるか、部屋・自宅は別でも、両親、兄弟、親せきが近所に住んでたり、しょっちゅう集まったりします(出稼ぎ中は別だけど)。そして、誕生日ともなればここぞとばかりにお祝い。子供の1歳の誕生日は特に大切で、ご近所さんも集めてパーティです。というわけで、パーティグッズ、バルーンのお店、パーティ関連のオリジナルグッズ印刷屋さんはけっこうあちこちにあります。
さびれた感じのお店とはいえ(ごめんね)、パーティをするのに必要なデコレーションは一通り手に入ります。

Happy BirthdayやCongratsのガーランドも豊富
ケーキのろうそく、バルーン、Happy BirthdayやCongratulationsのガーランド、男の子用も女の子用もばっちり。

かわいいデコレーションを見ると本業の妄想が膨らんでしまいます。
すっごくさびれているんだけど(ごめんね)、デコレーションとカラーの力は本当に偉大です。このお店の一角少しきれいにして撮影場所にレンタルさせてほしいです。

バレリーナのかわいいガーランド、90ペソ(190円くらい)。
思わず買いそうになったバレリーナのガーランド。使う予定もないと思いなおし、買わなかったけど。トウシューズがオーガンザリボンでできてるあたり合格。

フィリピンのキッズお誕生日お祝いに必須の写真入り壁紙デコ。Tarpaulinというらしい。
そしてSyprilに教えてもらったフィリピンの誕生日の必須アイテム、Tarpaulin。デザイン画と写真を組み合わせて印刷される大きな壁紙。お誕生日だけじゃなくて、お葬式とかセレモニーや各種広告にも使われるようです。
このTarpaulin、デザイン持ち込めば1枚の印刷費用160ペソ(340円)、デザインお店のテンプレート使う場合で310ペソ(650円くらい)。自分で作成したデザインは、フォトショップのpsdファイルか、jpg画像ファイルをメールアドレスで送る、USBやブルートゥースで持ち込むと印刷してくれます。解像度100以上なら、と言っていたけど、サイズ指定なしのテキトー。
メールアドレス教えてといったら、ちなみにおじさん、画面で自分の名刺画像開いてその場で印刷して名刺くれました笑。

Tarpaulin印刷中。本当に大きい!自己デザインで160ペソ(340円)、デザインお店に依頼で310ペソ(650円くらい)。
Tarpaulinの印刷機械。大きいです。これで印刷費用340円とか安い。

フィリピンのお誕生日祝いにかかせないTarpaulinをGoogleで画像検索してみた!
GoogleでTarpaulinの画像検索してみたらフィリピーノだらけ!参考にさせていただきます。

セブのパーティグッズショップ。来週の誕生日向けにとりあえず買ってみたデコレーション
今日はこちらを試しに購入。4歳のケーキキャンドル、15ペソ(35円くらい)。ケーキ用トップバナー、120ペソ(250円くらい)。Peppa PigのHappy Birthdayガーランド、80ペソ(170円くらい)。ラメ付き水色王冠のHappy Birthdayガーランド、100ペソ(210円くらい)。
セブでパーティグッズのショップをネットで探し出したら、出てくる出てくる!さすがフィリピン。これは少しずつ開拓してみようと思います。
そして、家の近くで気になっているもう1つの場所、道端の縫製屋さんに行ってみることにしました。
フィリピンでは私立の制服を追加で買う際等、布を持っていてオーダーメイドで作ってもらう場合があるようです。スクールのハロウィーンとか発表会とかイベントで着用するドレスなども縫製を外注する人もいる様子。いつも通りがかり気になっていたので布を持ち込んでみることにしました。
まずはパシフィックモールのMetro3Fにある布売り場で水色の布を2メートルほど購入。手芸屋さんというよりは、服や制服、テーブルクロスなどを作るために布がどどーんと打っています。手芸用具はほとんどおいてません。これは他のショッピングモールでもみかけます。なぜ布だけ売ってるかって?道端に縫ってくれる人、作ってくれる人・場所があるからです!

テーブルクロスにするべく水色の布を吟味。

布のカラーを迷っていると販売用の布を少しずつ切ってカラーサンプルにしていいよと渡してくれた。うれしい!
さっそくさきほどの近所の縫製屋さんを訪ね、おばちゃんに布を渡してテーブルクロスを作ってくれるようにお願いしてみました。縫製代150ペソ(310円くらい)。ちなみに布持ち込んだらドレスとかも作ってくれるのかと聞いたら、もちろんという返事。
やったーー!!母、大喜び。かねてから縫製だけ簡単にアウトソース可能なリソースがほしいと思っていた私にぴったりの場所、徒歩5分の場所に発見。中国に住んでいた時も一緒で、服が破れたり、新しい服を作りたいときも、道端や市場の縫製おじちゃん、おばちゃんにお願いしていたものです。アジアはこういうのが楽しいよね。
その土地のカルチャーの表面的な部分を垣間見て、それがなんでそうなってるのか考えるのが学ぶのが面白い。海外に暮らす醍醐味かと思います。
さて、テーブルクロス明日とりにいってきます。
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