
セブでガーデニング始めました!!
セブに来て、子育て移住者、長期の現地生活を前提にした情報がまだまだ足りないと感じています。
検索すればなんでも見つかる日本の暮らしからするとだいぶ新鮮。自分の足で探すってやつです。
日本人の素晴らしい情報源Cebupot他、留学者、移住者の方々のブログなどにも本当に助けられているのだけれど、
生活で知りたい情報に検索だけでは、なかなかたどりつけません。英語で検索してもどっこいどっこい。
例えば、今通っているスクールについて、庭に植えたい植物を買える場所、子供の習い事、等は、足を運んで1つ1つ自分で見つけています。
フィリピンは世界一のSNS使用率とか言われてるくらいFacebookが普及していて、小規模事業者だとほぼFBページをHP代わりにしていて、サイトをもっていないから情報検索もFBからまず探す、みたいになります。
そしてビジネスや情報の入れ替わりも激しいから、検索しても情報鮮度も確かめないとすでになかったりする。
知っている人に聞く、ってのが一番確実で早いんだろうけど、人財構築は一歩一歩、時間がかかるからね。
そこいくと家族・親族、事業者間、民族間、たてよこ斜めのコネクションが強固な華僑ネットワークは本当にすごいな、財産が何かわかってるなぁと感心します。
というわけで、近所の人に聞いた情報と自分で見かけた情報頼りに、植木屋さんにやってきました!!
セブでガーデニングに挑戦しますよ。(理由は後述)

セブでガーデニングに挑戦。Talambanにある植木屋さん
この植木屋さん、BaniladからTalambanに向かう途中、Cabancalanの交差点近くにあります。Alicia Suite Hotelの向かいくらいかな。Talambanに向かい左手にあります。植木屋の看板はなくて、植木が斜面にざざっとおいてある場所です。タクシーやジプニーで行く場合は、”スキナカバンカラン(カバンカランの交差点)”というと、通じます。

セブでガーデニング!Bumbell、ブーゲンビリアのかわいい苗、150ペソ(300円くらい)。
おそるおそる中に入ると、ブーゲンビリアの苗がたくさんあります。ブーゲンビリアやプルメリアが咲き乱れるお庭なんて、まさに南国暮らしのあこがれです!(現実は違う、現実は違う。。。。)
ブーゲンビリアの苗、150ペソ(300円くらい)ですが、やはり木の年輪あがるごとに価格が桁違う感じです。

植木屋のオーナー。たたずまいが仙人おじさんのようです。無口でビサヤ語のみ通じます。
お店のスタッフらしき人がいるのかいないのかわからないまま、奥のほうに入っていくと、いましたいました!
いかつい顔の仙人のようなおじさんがでてきました。おじさんは、無口でしかもビサヤ語しか話さないので、誰かセブ現地の人と一緒に行かないとコミュニケーション無理です。

白いお花がかわいくて、芳香の良いKamuning、ゲッキツ(シルクジャスミン)の苗。100ペソ(200円くらい)。
今回、外の芝生ゾーンに生垣的に植える小さな木を探しています。生垣がないと、放し飼いの犬たち、工事の人、近所の人、自由に我が家の敷地を、本当に自由に、歩き回るのですよ(ごみのポイ捨て含む)。そして、犬たちが糞尿をして放置されるわけです。放牧ですから、飼い主はもちろん見てないし、拾いなどしません。犬のフンがあろうが、子供たちは地面や草をさわりまくるので、最初はこの犬たちが嫌で嫌で仕方なかったのです。フンだらけの芝生ゾーン、いらねーーーー笑!!
でもセブのゆる~~い空気に生きてると、あきらめるというか、妥協するというか、不思議と他をゆるせてしまうのです。このカルチャーっていうか、住んでる環境の空気感って大事だなぁと思います。子供にやさしい社会で暮らしていると自然と自分も他の子供にやさしくなれます。
敷地内の多くの家が犬を飼っています。ちなみに犬たちはかみついたりしません。ペットというよりは、セキュリティ目的で飼われているわけなので、夜中に人が歩いてると一生懸命吠えます(犬いすぎて、めちゃうるさすぎて眠れないけど)。
そのセキュリティの恩恵にはあやかってるとおもうので、放牧にも糞尿も妥協が必要かなと思うわけです。
せめて少し生垣でも作ってみるかと、暮らしの中で優先度低そうなガーデニングを始めるに至りました。
世話も必要なさそうななんともない低木にしようかと思っていたけれど、やっぱり花がいい。ブーゲンビリアが咲き乱れる生垣とか素敵だなと妄想しましたが、ブーゲンビリアはものすごい勢いで成長して、絡み合って、巨木になっていくし、毎日の花拾いも大変なので、これはメンテナンスや引っ越しの時無理だ!と思いあきらめました。
すると仙人がKamuningというお花を教えてくれました。低木で世話も楽で、白い花がいい香りがして、しかも食べられる実がなるそう。セブ語で言われるからわからなかったけど、シルクジャスミン、ゲッキツのお花でした。ジャスミンに似た甘い香りがしますが、ジャスミンとは違う種類です。Kamuningいいじゃないか、即決!30本購入しました。

一目ぼれしたブーゲンビリアの立派な鉢植え(1メートルくらい)。こちらは鉢付きで3500ペソ(7000円ちょい)。
そしてブーゲンビリアをあきらめきれないので、立派な鉢植えを玄関先のアクセントに購入しました。これは生垣より優先度落ちるけど、私の心の癒し。

荒地に花をさかせよう!セブでガーデニングに挑戦!
ここです。かなりきれいにうつってますが、これは大掃除の後!!ここにごみやら大量の犬のフンが放置されるわけです。心がやさぐれます。

植木の配達。配達費用500ペソ(1000円くらい)。
植木屋さんの配達がさっそくやってきました。Syprilに配達時間を指定するようにメール送ってもらったので、ぴったり指定時間通りに来ましたよ(セブでなかなかない)。

さっそく水やりに精を出す子供たち
ブーゲンビリア、素敵素敵ーーー!!花があるだけで、なんて花のある生活なんでしょう!!やさぐれてる心がかなり癒されます。勢いづいて、マンゴの苗やハーブ育てたくなってきました。草木やお花が大好きな子供たちもさっそく水やりに精を出します。パパもこのブーゲンビリアがいたく気に入った様子です。

月橘 ゲッキツ、Kamuningの苗木30本植樹するChadの横で、野外Youtube見る子供たち。ガーデンカフェ。
Kamuningの苗は、Syprilの旦那さんのChadにお願いして仕事のお休み中に植えてもらいました。ちなみに知り合いに雇用を生む仕事をまかせる、フィリピンではけっこう大事かなと思います。植木屋さんにお願いする予定だったけれど、Sprilがぜひ仕事をくれ、というので、Chadにお願いしました。
しかし、ただの苗を植える、これがまた大変。一筋縄ではいかない、それがフィリピン。

簡単にはいかないのがセブのガーデニング。がれきの土を入れ替えながら植樹するChad。
きれいに見える芝生の下は、がちがちの硬いがれきの山。土なんて入ってません笑!1つ1つ苗を植える前に、硬い地面を掘り起こして、土を入れ替えて植える作業。朝7時頃来て、お昼までかかりました。Chad、ありがとう、本当にお疲れ様でした。

月橘 ゲッキツ(シルクジャスミン)の苗たち。無事育ちますように。そして月夜に甘い芳香の花を咲かせてね。
やはりお花のある生活は心が潤う。Danは、お花まださかないねー、赤い実まだならないねー、と毎日眺めています。

プルメリアを挿し木で植える貴重な体験中
「プルメリアをいつか自分の庭に植えるのが夢なんだぁ」、と話すと、「そこらへんから枝をもらってきて地面に挿せば生えてくるよ」、というChad。マジ?? 夢はそこらへんからもらってきて挿すだけで叶う笑?
ちなみに植木屋さんでは、プルメリアの若い木が3500ペソ前後でした。木の大きさによります。
今朝、Cyprilが本当にプルメリアの枝を6本持ってきました!!ちゃんと所有者にお断りして譲ってもらったそう。プルメリアはとても強いし、じゃんじゃん生えてくるので、これをさしとけばでてくるそうなんですが。これはとても楽しみになってきました。

挿し木したプルメリアに水をあげるDan
この芝生の下は、土とも呼べないがれきの地面。本当に生えてくるのでしょうか。それとも放牧されている犬たちに蹴倒されるでしょうか。このただの枝の端切れのようなプルメリアが育って花が咲いたら、本当に感動してしまうかも。
セブで万が一、植木、苗を購入する、ガーデニングする方いらしたらご参考に。
もしくは留学中にセブ語で花の名前いえたらカッコいいかも?
■ブーゲンビリア
英語 Bougainvillea
ビサヤ語 bumbil (ブンベル、みたいな発音)
■プルメリア
英語 Plumeria (common name Frangipani)
ビサヤ語 Kalatsutsi (カラチュチ、みたいな発音)
■月橘 ゲッキツ
英語 Silk Jasmine / Orange Jasmine
ビサヤ語 Kamuning (カムニン、みたいな発音)

挿し木から3日目の朝、小さなつぼみが開きそうなプルメリア
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