
平日放課後は宿題に追われる。親子二人三脚で小1宿題チャレンジ。
セブの私立小学校1年生。スクールも新学期開始から4周目終盤。だんだんとリズムが整ってきました。
平日は毎日かなりハードです!!朝早いスケジュールは気に入っているのだけど、母さん、毎日13時くらいに猛烈な眠気でフラフラします。あこがれてた南国のシエスタって、身体的に必要なんだね、これ。

フィリピン語の宿題。職業名一覧を暗記。
宿題とテストの嵐。日本の公立小学校1年では、算数と国語の書写・音読の宿題が毎日出ていて、親がチェックするということをしていました。
時間割や持ち物を確認して、宿題確認して、親がチェックするという流れは、セブの学校でも変わらないのだけど、何が大変かというと、
①科目が多い、②テストが多い、③保護者のかかわりがより求められる、そして④親が体験していない勉強なのでわからない、ってのが最大のハードル。小1に勉強教えてあげられなくて途方に暮れるってさみしいです、Googleに聞いても埒あかないから、開き直るしかないもんね。そう、分からないってのはフィリピン語のテストがあるんだけど、プリント眺めてもさっぱりで、あきらめ入ってるんだけど、でも今ここであきらめたら、ずっと落ちこぼれそうな気がして母としては心配になるわけです。どうしたものか。平日がハードすぎるから、まだチューター(家庭教師)はつける気がしません。
日本の公立のテストはまだ小1だと、花丸たくさんもらって喜んで、書写の直しがあっても「先生ご指導有難う」、ぐらいに思ってましたが、今のスクールは1つ1つのテストが明確に成績に反映され、1位、2位、3位、と明確に順番がついて名前が張り出されるので、毎日の宿題もテストもできる限りはフォローしてあげたいな、と思うわけです。

暗記物はトイレに貼る!中国語の詩、英語ポエム、フィリピン語、ビサヤ語(セブ語)の暗記課題。
これは、あれだね。昔よくやった、暗記物はトイレに貼る笑!
毎日眺めてみんなで覚えてしまおう作戦。中国語、英語、フィリピン語、ビサヤ語(セブ語)がある、クレイジーだ!!なんて思わずに、1つ1つがただの教科だと思えばいいのだ。

小1の中国語授業はピンインから
中国語はピンイン、筆順、単語(ピンイン→漢字)、詩歌、とガンガン学習しています。小1で入っておいて良かった。
スクール途中編入組のフィリピン人が苦労するのが中国語。上の学年の編入生は別クラスに入れられて中国語補習が入ります。
ちなみに、フィリピンの公立学校では中国語の授業はありませんが、フィリピン人の中でも英語の次に中国語ができれば就職やビジネスに有利、という意識はけっこうあるようです。
ここは日本人の強みを生かせる教科。
Liliは小1レベルの漢字は先取り学習で理解しているので、漢字でだいたいの意味はまだ分かるレベル。
今週の中国語のテストは100点とれました。

日本人でよかったーと思う瞬間、笑。漢字がだいたい分かる。
母もしっかり教えられるからうれしくてしかたない中国語。夫婦で雲南の山旅を妄想しているので、がぜん子供たちへ教えるモチベーションも変わります。

Readingの授業の宿題。Poemの暗記。40代、暗記しようと思ってもぜっんぜん覚えられない!!!
英語の宿題。ポエムの暗記。40代暗記しようと思っても、頭がフラッシュメモリー状態ですわ。脳みそ、ガラクタばかりたまってて、ストレージないです笑。

小1レベルのキリスト教の教科のテキスト。親も知らない単語出てくる汗汗。
キリスト教の教科では、聖書のストーリーや教えを最初から勉強しています。今日の宿題は該当箇所を読んで設問に答えることですが、けっこう難しい。
年長時代の英語勉強方法が間違っていなかったと、苦労が報われる瞬間です。1年前、英検5級に勢いで合格したころ、長文読むなんて想像もできなかった。インターに通ってもないし、日本の普通の幼稚園に通いながらの、お家英語勉強。
あれから1年後、このレベルの長文を読むのを嫌がりません。内容理解は7割ぐらいかな。
わからない単語、発音できない単語もたくさんもちろんあります。親でさえ知らない単語あるし。

フィリピンの学校ではプリント類を保管するプラスチックカバー付き”フォルダー”と”ファスナー”が教科ごとに必須
各教科のプリント、テストは親がチェックして、サインして、バインドして、記録することを求められます。
各プリント自体にも点数ごとに、Excellent, Advanced, Proficient,,,,, Need improvement,, という成績が付く徹底ぶり。
何もかも点数化、成績や順位を付けるというのは、一見すると競争をあおっているように見えますが。各生徒がどの内容でどのレベルで理解していて、優秀なら公に表彰してモチベートしてさらに進んで学習させる、改善が必要なら切り捨てずに補習・補講して救う、という個人ごとの対応や施策を、生徒本人、学校、保護者が、全教科全プロセス理解しながら進めていけるリーズナブルでいいシステムだなと思います。本当の意味での平等で個性を伸ばせる教育というんでしょうか。
ちなみに他の学生たちはどう乗り切っているかというと、スクールの周りにたくさんあるチュートリアルスクール(家庭教師、補講塾的な場所)で放課後、宿題をしたり、テスト勉強して、5時6時に帰るという放課後のようです。または自宅に家庭教師がいる、or 自分で勉強できる子は勉強する。チュートリアルスクールは、全教科毎日通学可能で、月謝4000-6000ペソ(9000円~12000円くらい)なので決して安くはありません。
というわけで、平日の勉強はかなりハードなので、放課後30分でも1時間でも外で自由に遊べる時間を作ってあげる、週末は思い切り遊ばせる、良く遊び、良く学ぶ、バランスをとることが大事な親タスクとなりました。
comments