
スクールの階段には、掛け算、割り算がデコレーション
小1算数特別クラスへの選抜テスト、ご招待状が届いたのが先月中旬のことでした。
スクールでは、算数に力を入れていて、シンガポール式算数のテキストを採用。
算数のGifted教育プログラムがあるのは知っていたけど、小5,6年生対象と認識していました。
※Gifted教育というのは、飛び級みたいなこと。
ちなみに、算数だけではなく、スペリング、スピーチ、サイエンス、Art、Music、等等、個性に応じて生徒の才能を伸ばせるように、カリキュラムを超えた様々なEnrichment Programが用意されています。

小1算数特別クラスを激写!選抜された10人のみで特別授業中。
新学期開始早々に、知能IQテストみたいな試験があり、その試験結果と日々の算数の授業の様子からテスト対象として選ばれたのが学年で30名くらい。Grade1(小学1年生)は、1学年約170名(約27~28人x6クラス)です。
選抜テスト時間は1時間、放課後に実施されました。
どんなテストを受けたのか聞いてみても、「はぁー英語難しかった~」、といって、20分ほどで出てきてしまったので、
さほど気にせず日々忙しくしていました。
翌週、テストに合格し特別クラスに選抜されたとのお知らせを受け取りました。
なんとまぁ。
素直にうれしいものの、いったいどんな内容で、どんなレベルの選抜クラスか全くわからないので、好奇心まかせにプログラムに申し込みました。

初回クラスの除いたホワイトボードに衝撃!すでに四則演算の掛け算
お手紙を読むと、どうやら算数特別授業はこんな感じの内容。
●週1日、放課後1時間、選抜メンバーでの算数の特別授業を行う。
●毎週出席して良い結果を残せば、通常カリキュラムの算数の成績にプラスアルファで良い成績が付く。
●年度末まで3タームに分かれ(7月ー9月、10月ー12月、1月ー3月)、ふるい落とされていく。
え??ふるいおとされていく??笑
ちなみに選抜テストの結果、選ばれた小1は学年で10名のみ。クラスからは娘一人でした。
この10名からさらに毎タームふるい落とし、最終的に上位3名のみに選抜するのだそうです。
なんで??そのあとどうなるの??
いまいちGifted Programの全容がまだわかりません。
とりあえず体験することに意味があると思うし、本人も選ばれてうれしい様子なので参加。
はじめての算数特別授業、他の保護者も気になって教室をちらちらのぞき見します。
生徒が集中できないからと、先生に速攻追い払われました笑。
でもホワイトボードの内容はしっかり目に焼き付けた。初回で掛け算やってる様子。
Liliから聞きだした話だと、足し算、引き算、掛け算、割り算の概念を教えてもらって、足し算の3,4桁筆算を少しやって、掛け算を暗記してくるように言われた、とのこと。
ちなみに通常の小1算数カリキュラムでは、100までの数を学習しおわり、「足して●●になる数」を勉強しているところ。

小1算数特別クラス、2回目は4桁足し算筆算。チェックマークは丸、丸は×という日本とは逆の採点方法。

選ばれたことがとてもうれしくて楽しい様子。
そして今日は、算数特別授業の2回目。
とてもうれしそうに、誇らしそうに、Myホワイトボードを持って教室に入っていきました。

分数の概念を話している様子? みんな、ついていけてるのかな??
母は懲りずに、そーっと教室に近づき、ホワイトボードの内容を激写。分数やってる??笑
そんなにあわてて先取りを焦るつもりは全くないので、与えられた機会を楽しんで参加してくれればいいと思います。
日本の学校では先取り学習の内容を発揮する場がなくて、自分で算数検定を受験してました(幼児から受験できて、問題もなかなかおもしろいです!)。
今回自分のペースで自習している算数が強みになっていることが、彼女の自信やさらなる好奇心につながるといいなぁと思います。
2回目まででなんとなくわかったGifted算数教育の内容は、普通の小1のカリキュラムの内容を大幅に超えた学習を、学習が進んでいる子どもの適性に合わせて行ってくれる。上位学年相当の学習内容を先取りして学習していく。ってことかな?
プログラムの目指しているところはまだ正直見えないのでまた。
技術的な計算練習とかのみを先取りして進んでいくのかなー。
身の回りにある生活の問題をみんなでうーんうーんと楽しく算数的に考えたり、算数のおもしろさを味わせてくれる内容だったらうれしいのになぁ。
海外のGifted教育について調べ始めた時、2度3度読んだのがこの本です。
通常教育本は子育てに成功したママが書かれていることが多いけど、これはGifted教育を受けて育った大川翔くん本人がメインで書いてるのがおもしろかった。
早期英語教育についてもいろいろと勉強になるところがあるかと思います。ご興味ある方はぜひ。
ザ・ギフティッド 14歳でカナダのトップ大学に合格した天才児の勉強法
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