
週末は、2回目のボホール島へ行ってきました。セブでは8月以来となる久々の家族お出かけです。
息子4歳、一人で泳ぐシュノーケリング本格デビューしました。小1の姉はすでにシュノーケル自由自在。

何かとすぐに快適・便利なプールに行きたがる子供たちを、焦らずに根気強く海が嫌いにならないように「時」を待っておりました。
砂浜で自由な貝殻拾い、磯遊び、波乗りの遊び、浮き輪とのぞき眼鏡で海中観察、プールで勝手に泳ぎ覚えてシュノーケルギア慣れ、
お家では海のお魚や生き物図鑑やDVD眺める等等、「時」は満ちたり。
セブの自宅を夜明け前の6時前に出発し、フェリーに2時間乗ってボホールへ。
ホテルに荷物置いた後、パングラオ島のビーチからバンカーボートを貸し切り、午後には絶景ビーチ、バリカサグ島へ。いやぁ、セブ在住の特権です。
雨季で曇天・雨模様・涼しい天気が多い中、なんとかシュノーケルの間だけ天気が晴れてくれてラッキーでした。


バリカサグでは、バンカーボートからさらに小さい手漕ぎ船に乗って、魚がたくさんいるフィッシュサンクチュアリとウミガメいるあたりをシュノーケルできます。
子供たちは、自分たちで海に飛び込み、海の中をのぞいてたくさんの魚やウミガメを見れると歓声をあげていました。



いやぁ良かった良かった、二人とも終始、積極的に旅を楽しんでくれたのが何より。
これまで日本での山登りや野営はだいぶ経験させてきましたが、海についても大自然の美しさや不思議、自分で泳いで見ることのできる海の中の楽しさ、少しでも感じてくれたら嬉しい限りです。



ビーチからサンゴ礁まで自力で泳いでいって、シュノーケルして帰ってくるというコースだと、小さい子供二人を安全に見ているのがほぼ無理なので、今回バリカサグはドロップオフ付近までサンゴ礁を手漕ぎボートで連れて行ってくれて、何から何まで手伝ってくれるあたり、小さい子連れでもシュノーケル楽しめました。
フィリピン、とにかく子供の世話が上手。
親がボーとしてても、砂だらけのサンダル洗ってきて履かせてくれたり、荷物持ってくれたり、子供抱っこしてくれたり。
セブから行けるビーチ、離島はまだまだまだまだ数えきれないくらいあるので、これからがさらに楽しみです。


そして、もう一つの学び。
フィリピンに来ると、ゴミのポイ捨てが常識、あちこちゴミだめだらけなことに子供でも驚きます。
河川も海も貧困層が暮らす水辺沿いはゴミだらけ。
観光地になっているビーチがきれいなのは、Low tide(干潮時間)に朝早くから掃除する人たちがいるからです。
プラスチックごみの海洋汚染問題が深刻化している中、子供たちの学校でも社会の授業で海の環境問題・プラスチック汚染問題が繰り返し話されていたり、プラスチックごみやペットボトルを減らそうと教えられていて、スーパーでも茶色い紙袋が基本だったりします。
実際にビーチに足を運び、表のきれいなビーチと裏の暮らしに密着しているごみだらけのビーチを見て、何かを感じている様子の娘。
「どうしてあんなボロボロのお家に住んでいるの?」、「どうしてゴミを海に捨てるの?」、「魚たちゴミ食べちゃうね」、
発展途上国に暮らしていると目の当たりにする環境と貧困のリアルな問題。
子供にこうした現場を見せながらも、何より大人が大きな課題を突き付けられている気がします。


今回二人ともかなり積極的に英語でいろんな人と話しててたくましくなってました。移住後の成長も存分に感じられて母は嬉しい限りです。
ボホール島は中国人だらけでした。上海から来てた女の子と仲良くなりデタラメ中国語もガンガン使う。中国語の勉強熱、上がった小1お姉ちゃんです。しめしめ、今年の夏休みは雲南省、昆明目指すぞ笑。


参考)お金情報
ボホール島に到着してタグビラランポートからのタクシー貸し切りは1日2500ペソ前後(5000円くらい)。チョコレートヒルズが少し遠めなので有無で料金変わります。チョコレートヒルズいかないと2000ペソ以下で交渉可能。
フェリーポートからパングラオのホテルまで直行だと600ペソ。ホテルの送迎も頼めるところは事前に頼める。帰りホテルからフェリーポートまでがホテル価格だとやたら高いイメージ。800ペソ~ 途中ランチなどで1スポット立ち寄り1時間待ったりしてもらうと1000ペソ~1400ペソ。
ボホール、パングラオ島ビーチからのバンカーボート貸し切り、バリカサグ島、ヴァージンアイランドまわって、3-4時間で2500ペソ(5000円)くらいが相場。ビーチにいる船所有のおじさんに聞く。
バリカサグ島では、ギアレンタル300ペソ/人、シュノーケリング各ポイント(魚とウミガメは別)、250ペソ/人 別途かかります。ギアは子供用含め使いなれた自分の持ってると良し。フィッシュフィーディング用のクラッカーが1袋10ペソ。魚たくさん寄ってくるから子供いたら買ってあげるといい。
ボホール島、一大観光地だけあって、物価は他の離島より高いイメージです。やたらとお金がかかる。我が家は朝ごはん、昼ごはんぶんくらいおにぎりやサンドイッチをセブから持っていきます。
前回の初めてのボホール島への旅はこちら。
Day41: セブ親子移住後、初めてのボホール島への旅。ロボック川SUP体験とアロナビーチ
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