
朝から体調悪くて子供の送迎だけは必死にやってきたけど、熱が38度5分を超えて病院に行くべきか悩みました。。日本でもそうですが、お世話する人がいると自分自身病院行くの後回しですよね。セブは渋滞ひどいから帰りの時間読めないし、子供のお迎えの時間考えるとなおさら億劫です。
私は発熱滅多にしないほうで、激しい頭痛、関節痛、倦怠感あり。これは、経験上インフルに違いない、と思うのですが、フィリピンでは今デング熱がエピデミック状態で、どうかデングじゃありませんように。。との懸念もあります。
どうでもいいけど、Dengue Fever デング熱は”デンゲ”と発音します。
フィリピン、デング熱猛威中
https://www.chunichi.co.jp/s/article/2019081301001919.html

移住するときに日本から持参した常備薬のひとつにバファリンをたくさん持ってきたのですが、ほとんど使っていません。以前は忙しい時に頭痛があると稼働できないから、ちょっと頭痛いとすぐにバファリンを頼ってしまっていたのですが、熱中症の頭痛、インフルの頭痛、デング熱の頭痛、アスピリン系のバファリンは絶対飲んじゃいけないらしいことを知ってびっくり。
二日目。もうどうにもこうにも頭痛がひどく、子供のお世話どころか自分が耐えられないので、子供用にセブで買っておいたイブプロフェン系のパラセタモールというシロップの解熱鎮痛剤を飲むことにしました。12歳までだから量を倍にして飲んでみました。
これが魔法のように10分後には痛みが引いて、熱も下がり始めたからびっくりです!!さらにFacebookの投稿を見たご近所さんが、大人用の薬をすぐに届けてくれました。FBはフィリピン生活、我が家のライフラインです。

大人用のパラセタモールとビタミン剤。もう頭痛とバイバイ。二日にわたり眠れなかった高熱と頭痛、ようやく安眠できました。

近所のママと子供がアボガドシェイク作ってくれました。 弱ってるときはビタミン、フルーツシェイクうれしいですね。
3日目になっても熱が下がらないため、インフルだろうと確信しつつも、万が一にもデング熱ではないことを確認したかったので、病院に行くことを決意。
たまたま息子の狂犬病ワクチンも最終回だったため、息子のワクチンに行って運よくドクターが空いていれば(フィリピンではそんなことめったにない)検査することにしました。自分がだるいと子連れで用事を済ませなければいけないって、とにかくつらいですね。運よく内科( internal medicine )のドクターが空いていたので、診察してもらい、血液検査(デング熱チェックを含む)を受けました。検査結果は1時間ちょっとで出ると言われましたが、娘のお迎え時間がせまっていたので、携帯電話に結果をテキストメールを送ってもらうことにしました。この辺りは融通利いて便利。 血液検査、デング検査、診察込み確か5000円以下。
結果、デング熱ではなくて、おそらくインフルエンザ(Flu)だろうとのドクターの見解。デング熱だったら最悪入院等想定しなければならないため母子移住には避けたい状態、デング熱じゃなくて良かったーと思った次の瞬間、インフルってことは間違いなく子供たちにうつってしまう!ギャーと思ったのでした。去年秋のインフルB感染がきつかったのを思い出し、ダメもとで二人を連れ次の日速攻インフル予防接種を受けに行きました。

土曜日朝からまたもや病院、すでにうつってるかもしれないけど。インフルエンザの予防接種を受けるために、まずは外来専門、Triageのドクターに診察してもらいます。息子が昨日狂犬病ワクチン(不活化)を受けたばかりだったので、連続で受けられるか確認。息子はなんと今月10本目の注射。娘は久々の注射で誰よりびびってました。
姉は注射見ない、弟は終始注射見続ける。二人とも泣かずに乗り切りえらい。
去年11月に二人ともインフル感染してるから免疫ついてそうで今回は母さんだけ発症のような気がしてます。それにしてもインフル、歳とってからかかるのえらいきつい。それとも最近のウイルスが強いのかな。
インフルワクチンセブで打ってみた!振り返り。
・インフルワクチン季節問わずいつでも打てる。
・子供でも以前にも接種経験あれば一年に一回でいい。6か月未満の赤ちゃんは別。
・日本と違い不活化ワクチンを続けて接種ok。狂犬病ワクチン昨日やったけど連日大丈夫か確認した。
・このワクチンFluarix Tetra 2019 は日本では未認可のため、医薬品副作用被害救済制度は適応されない可能性あり。多分。
・日本のインフル予防接種はほとんど日本産。でも世界的にインフルエンザの予防接種として各先進国で使用されてるグラクソスミスクライアンのやつだから勝手に信頼。ちゃんと2019年バージョン。効果はさておき。
・A型の二種類、B型の二種類、合計四種類のインフルエンザウイルス向け。
・フィリピン人雨期に入るまえにインフル接種打ちにいくみたい。とはいえお金ないと打てないから打てるのは限られてる層のみ
・インフルエンザ検査キットとかはまずない、鼻の奥いじるやつ。嫌いだからやりたくないけど。
・インフルエンザワクチン費用
インフルエンザワクチン自体 950ペソ
接種処置費用 128ペソ
triage、問診費用 500ペソ
一人1600ペソ、3300円くらい。
日本で二回接種行くよりは安い。
病院により価格差はあるけど、ワクチン自体は他の国の価格とも比較し14ドル前後の価格だと思われる。
正直移住一年目は日本に帰った時に〇〇打とうとか、日本の予防接種に気持ち依存してた部分あったけどそうも言ってられない。
打てるもんは打つ、情報調べる。予防接種についてあれこれ調べてるだけでも、日本と他国、世界の流れの違いが分かり、考えるきっかけになりました。娘を産んだ年も予防接種の同時接種死亡ニュースが当時相次ぎ、不活化ワクチン毎週のように一本ずつ打ちに病院通いしたもんだと思い出しました。下の子のときはかなり同時接種進んで楽になりましたが。
追伸。海外で処方された薬や注射は必ずパッケージの写真撮らせてもらうといいかも。
デング熱ワクチン早くできておくれ。。
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