
セブへの親子留学、母子移住で何が好きかといわれたら、週末に離島や静かなビーチに行けることです。
ボホール島は海も山も川もカルチャーも豊かで、思い切り遊ぼうと思うと1週間くらいはステイしたくなる島ですが、フィリピンの他の島より移動やホテルのコストが高くて簡単にいける場所ではないなと感じています。
中国でも有名な場所となり中国各地からの団体旅行客が常に訪れているので、観光地はどこにいっても中国人だらけ。それ自体は悪いことではないのだけれど、ついマナーの悪さが目についたり、リゾートで静かに過ごしたいということがなかなか叶わない気がしたり。
これまでは週末の時間を有効活用するために、セブからのフェリーが到着するタグビララン港からほど近いパングラオ島のホテルに泊まっていたのですが、静かなビーチに行きたくて、今回は足を延ばしてアンダ(Anda)という場所まで行ってみることにしました。

土曜の朝5時半に家を出てフェリーポートへ。 セブからフェリーで2時間。さらにボホール島のタグビララン港から車チャーターで2時間。バスだと3時間くらいかかります。
タグビララン港について車の交渉をすると、アンダまでは3400ペソと行先別の価格リストを提示して言われましたが3000ペソで交渉。
だいたいチョコレートヒルズ付近まで行くツアーだと1日2500ペソくらいなので、さらに奥に行くアンダは3000ペソくらいかなと思いました。バスだともちろん100ペソちょい?格安で行けます。
交渉人のおじさんと、大きいバンであること、本人が運転すること、など確認したのに、実際に車が来ると小型乗用車で別の家族が運転するという、、、客引きとドライバーが違うのは別に普通のことなのですが、最初の交渉時の話と違う結果になるとその時点で信頼感、好感度ゼロです。アンダからの帰りも迎えにきてやると言われましたが、帰りはもちろん断りました。人と人、1つ1つの信頼の積み重ね、基本中の基本です。
ちなみに帰りはホテルで超快適なバンを3000ペソでチャーター。なぜか子守りのお兄ちゃんもついてきてくれて2時間下の子の面倒を見てくれたのでとても楽ちんでした。

ようやくアンダに到着。
噂通り、何もない!かなりのどかな田舎です。
アンダのホテルですが、3つ星ホテルならアンダホワイトビーチリゾート、4つ星ホテルならアムンイニビーチリゾートがおすすめかと思います。
いわゆるビーチリゾート的な施設やサービス、メンテナンスは期待できない、ありのままの自然の中で静かな時間を過ごしたい方向けです。
今回はアンダホワイトビーチリゾートに宿泊しました。ホテルまではオフロードの長い砂利道が続きます。

我が家の他にはフィリピン人2組しか宿泊客がいない週末でした。
期待通り、気持のよい海風を浴びながら、海辺で静かな時間を過ごすことができました。

移住2年目の今年は魚に目覚めた我が家、レストランでもシーフードばかりオーダー。
ランチもディナーもホテルのレストランで済ませましたが十分です。一応トライシクルでアンダをうろうろしてみたけれど、ホテルのレストランが一番ということで落ち着きました。

移動で5時間使ってしまうので、ゆっくりできるのは土曜の午後と日曜の朝だけ。2泊できるとアンダ周辺観光とあわせてゆっくりできるかな。
さっそく目の前のビーチでシュノーケリングのボート探しです。ホテル目の前のビーチは藻が多くてシュノーケルにはむいてません。
地元の漁師さんたちの超小さいバンカーボートが並んでいるので近づいていき、話しかけました。近くのサンゴ礁ポイントまでのシュノーケリングで1500ペソで交渉。
時間があればアンダのダイビングショップに問い合わせて、ダイビングボートでシュノーケルに連れて行ってもらうのが確実にきれいなサンゴ礁と魚を見れると思います。

あいにくの風、波がけっこううねっていて、子連れでシュノーケリングだいぶぎりぎり。最初のポイントではサンゴが死んでて全く魚なし。次のポイントは、大きな珊瑚のかたまりがある場所。珊瑚の周りにカラフル、様々な海洋生物や魚が生息してました。
30分ほどシュノーケルして、波が高くなってきたのであがることにしました。
超小さなバンカーボートなのに、船頭、サポート、子守りの3人が付いてきてくれて、シュノーケルも子供の手を取り一緒に泳いで魚について教えてくれるから大助かりです。おまけに青ヒトデを捕まえてくれて子供を笑顔にさせてくれる、これがフィリピンのいいところ。

漁師のお兄ちゃんたち、夕方凪の時間になると、漁に行くんだ、と言って魚採りの網をたたんで船に乗せていました。
次回は魚釣りに連れてってほしいなぁ。

海に沈む夕日を見ながら、浜辺をお散歩。完全貸し切り状態です。
流れ着いたヤシの実を拾って転がしたり、水の生物図鑑で見た浜辺の生き物をひたすら探して砂を掘る息子。アドレナリン全開で遊んでいるのが見た目にもわかります。海の大自然で遊べる贅沢、セブ暮らしの醍醐味です。
————————ボホール島への旅 過去ブログ
●セブ親子移住後、初めてのボホール島への旅。ロボック川SUP体験とアロナビーチ
●ボホール島へ週末旅。息子4歳バリカサグ島でシュノーケル本格デビュー
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