
12月最初の日曜日は、学校あげてのクリスマスフェアでした。
去年は学外陸上競技イベントの会場になっていたため、学校でクリスマスフェアが開催されず、今年初体験となります。
すごかったです。。間違いなくカトリックスクールの年間行事で最大のイベントです。1年を通してイベントが多く、単なる全校集会でもお祭り並みの本気度を感じる我が校のイベントですが、クリスマスフェアは別格でした。
このイベントの規模や完成度は、日本の学校行事で真似しようにもなかなかできることではないなぁとしみじみ思いました。子供の教育環境に惜しみなく人手をかけられるってすごいなぁと。

幼稚園から高校までの一貫校なのですが、大学のような広大なキャンパスと施設を存分に活用したイベントでした。
アリーナやシアターでは朝から夕方まで、ミサ、ダンス、降誕祭の劇、オーケストラ、歌のパフォーマンスがスケジュールされ、キャンパス内には食べ物、飲み物、子供たちによる模擬店、プレイスペース等が展開されます。
子供たちに大人気のインフレータブルプレイスペースも、スポンジボブ、海賊船、お城?3か所ほど設けられていました。セブ中のインフレータブル遊具レンタルしたんじゃないか疑惑です笑。

12月ですが、酷暑ですので、助かりますね。
校内に馬車です、馬車。馬車に乗れる喜び以上に、涼むのにちょうどいいのではないかと思います。

ちゃんとサンタクロースが同乗しているカート。サンタさん、衣装暑苦しそう!なんて口が裂けても言えません。

様々な食べ物、飲み物、スイーツもブースが出ています。子供たちは事前に100ペソ分のチケットを学校で配布されていて模擬店で自由に使えます。これは楽しいいい仕組みだなと思いました。
息子は綿あめ30ペソ(60円)、甘すぎるといって一口でギブアップ。

セブ中のおしゃれな屋台ブースが出店しているんじゃないかと思うくらい充実していました。

お祭りにはかかせない豚の丸焼き、レチョン。ランチには長蛇の列だったので、夕方帰る前に残っていた部分を買って夕飯にしました。すっかりレチョン好きな子供たちです。

チキンにポークに、シーフードに。あちこちでBBQの煙があがります。広くて年中アウトドア仕様のキャンパスだから可能なことです。

期待せずに入ったマジックショー。100ペソ(200円ちょい)。
これがけっこう本格的で、お決まりのハトや鶏が飛び出したり、机が浮いたり、物が消えたり、大人でも楽しめました!
机が自由自在に空中に浮くのを観て、娘が一言、あれね、マグネットだよ、マグネット。えーーー?そうなの?40数年知らなかったよ、なんで浮くか。
Youtubeとかマンガでわかるシリーズとか、マジックのトリック全部わかってしまうのもどうなんでしょう、夢がないなぁと思ってしまうのはおばさんのたわごとかな。

息子がやりたがった凧揚げ。150ペソ(300円くらい)。
広大なグラウンドで走り回りました。最初自分は日陰を探して逃げいてたけれど、子供たちがあまりに凧をずるずるひきずって走り回り、壊れそうだったので、しぶしぶ凧揚げ指導にグラウンドに向かいました。
猛暑の中、炎天下、午後の1時に。えー、えー。見事に母さんは熱中症で夜倒れました。炎天下の凧揚げには要注意です。
朝7時半に登校してミサに参加し、各自がダンスパフォーマンスやって、模擬店回って、遊んで、クロージングが16時。家に17時前にたどり着いたときは満身創痍で死ぬかと思いました笑。気温30度、真夏の運動会で終日外にいる感覚を想像してみてください笑。
子供たちはとっても楽しかったようで何より、母さんはギブアップ。レチョンと米を夕飯に渡して、ベッドに倒れこみました。。。
今日は、今年のアドベント期間(クリスマスイブまでのキリスト様の到来を待つ4週間の準備期間のこと)の開始日でもあります。 ミサで神父様がセサミストリートの話をしてくれました。バートとアーニーがクリスマスギフトの交換をするのですが、お互いの大好きな物ロバートダッキーとペーパークリップに似合うものを贈ろうと思いつくものの、お金がなくて買えずに、自分の大切なものを手放すストーリー。。それぞれを思う気持ちにうるうるしてしまいます。
初めてのクリスマスフェア!
熱中症にはかかりましたが、クリスマスのデコレーションやパーティやギフトのことを考えるのではなく、心をリセットして、大切な人たちに思いを馳せる、赦す・感謝する、そんな思いで12月を始められたことに感謝です。
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