
移住2年目も後半になって、子供たちから英語での会話がたくさん出てくるようになりました。姉弟でおままごとなどして遊んでいると英語で会話していたりします。おかげで家庭内では美しい日本語を話してあげようとしても、母も巻き込まれて日本語、英語ちゃんぽんになってしまうことも多々あります。
彼らの日々の生活のベースは英語での学校教育なわけで、このままフィリピンで教育を受けていけば英語が思考言語になっていくのだろうと思っていますが、子供がバイリンガルに育っていく過程を日々近くで観察できるのは実に楽しいです。そういう風に考えるんだね、そういう風に学んでいくんだね、と母が育った単一言語環境とは異なる成長の過程を見つめています。
海外で子育てしているお母さんたちは特に子供の日本語をどうやって維持しようか、学ばせようかいろいろ試行錯誤されていると思います。
日本人学校を選択したり、週末日本人補習校に行ったり、放課後日本系塾に通ったり。都会であれば海外でも公文の現地教室で国語が習えたりするようです。大都市でない場合は、スマイルゼミのようなオンライン通信教育を活用したり、ママが自宅で教えたり。長期夏季休暇中であれば、日本に帰国して公立小中学校に一時通学したり。ご家庭の状況や今後の進路計画などによって学び方は違えど、使える手はとにかくいろいろ使うのが母心。
我が家の小2は、①公文の国語自宅学習(現在DII、小4レベル学習中)、②寝る前に日本語の読書を日々のベースにして、後は③長期休暇に漢字の問題集をやっています。毎日読解・音読させるようには頑張っていますが、やはり書写や漢字の習得はなかなか一筋縄では難しいです。今春は日本の公立校に通いませんでしたが、来春は1か月でも通学させられたらいいなと思います(セブの現在通学している学校は4月、5月が夏休み)。
年中息子は、お姉ちゃんのように日本で幼稚園に通った経験(日本語での幼児教育経験)がないので、完全に自宅でのインプットのみとなります。ママとの会話だけでは言葉も限られるため、今年は毎日日本語の読み聞かせや音読を多少負荷をかけて練習してきました。この1年でひらがな、カタカナを読めるようになり、絵本も一人で通読練習。ここ1-2か月は、小1国語の教科書を音読練習しています。現在小1国語の<<下>>に入り、ひらがな、カタカナ、漢字が少しだけ混ざった文章を音読練習中。年中の間は、書き方はそれほど焦らなくていいと思っていますが、読みと語彙のインプットを増やす時期にしたいと思っています。
今日は幼稚園から帰ってきた息子がマインクラフトに走ろうとするのを、サンタさんにそろそろ手紙を書かないとプレゼント間に合わなくなる!と言ったら、急いで手紙を書き始めました。 毎日日本語を読んでいると、いざ書く時も、なんとなくひらがなが浮かんでくるようです。英語で書かないの?と聞いたら、全部ひらがなで書いていました。単語を1つ1つスペル覚えなくていい日本語は、ひらがなさえ覚えれば自分で書きたいことを自己表現できるから幼児にとってらくちんですね。
マンゴー、かい。セブでたくさん食べてるだろうに。。。
まんごう、クリスマスは日本にいるから売ってないんじゃないかな。。。
後は、マインクラフトのレゴ、iphoneにつなぐスピーカー。サンタさんに聞いてみましょう。
サンタさんセブに来たら困るから、「にほんにいます」、と書き添えていました。かわいい。。
サンタさん、プレゼント配達、忙しいね、かわいそうだね、と心配している優しい息子でした。

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