
先週までシヌログ一色だった学校の飾りも、すっかり春節に衣替え。校内の雰囲気ががらっとChineseになりました。
1月のクリスマス、シヌログ、春節のデコレーションの七変化は本当に見ものです。
今日は旧正月の大晦日で、花金放課後がさらにうわついています。
放課後のグランドロビーで音楽演奏発表会がありました。
誰が知るともない、選ばれて出演する本人と担当講師、保護者しか知らないんじゃないかというくらいのゆるい演奏会です。。
子供たちの通う学校では、放課後に格安で音楽楽器を習えるプログラムがあります。
幼稚園は、週2回各30分、1年間で5000p(1万円くらい)。
小学校は、週1で30分~45分程度、1年間25レッスンで5000p(1万円くらい)。
レッスンもかなりゆるいので、このレッスンのみで音楽や楽器の本格的な上達は期待できませんが、放課後学校で開催してくれてこのお値段のため、娘も息子も習っています。

とにかくイベントや授業でも発表の場が多くて、できるだけ生徒たちに経験値をあげさせる場を提供するのに長けていると思うフィリピンの教育カルチャー。
発表されるダンスもスピーチも時にはいまいちだったりして、気合を入れて観に行くと拍子抜けすることも少なくありません。こうした音楽会もキラキラ星とか、蝶々とかを放課後の騒音の中で弾くだけだったりしますが、それでも子供や親にとったら晴れの舞台。間違いなく誇らしく、良い経験にも想い出にもなります。
ちなみにこの放課後音楽プログラム、とてもよくできていて、こうした放課後の演奏会の他に、年度末に全員参加できる大々的な演奏会も立派なシアターで開催されます。
学校って失敗体験も含めて人前に立つ、発表する場数をとにかく踏ませるにはとてもいい場所ですよね。本来そうあるべきだと思うので、子供たちにはフィリピンのカルチャーを生かしてどんどん人前チャレンジしてほしいです。

娘はバイオリンを細々と2年間習っていて、去年からずっとSUZUKIメソッドの教本1を練習中。
今日は、子ぎつねこんこんの『こぎつね』をスタッカートとスタッカートなしバージョンで披露してくれました。
自宅では全く練習しないし、バイオリンを手に取りませんが、ギーギー騒音がすごかった去年よりはかなり上達した気がします。
音楽の授業が日本のように充実していない分、楽器や音楽に触れる機会は引き続き作ってあげないとな、と思っています。
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