
セブの学校開始についても、フィリピンへの入国可否についても、全く予定の立たない新学年。先のことを考えても仕方ないので、今できることをやります。
住民票登録のある役所の教務課へ行き、就学通知書をもらってきました。
それを学区の公立小学校へ郵送すると、電話連絡がありました。

帰国子女は校長面談が必要とのことで、娘を連れて休校中の小学校へ行ってきました。その数日前ぐらいに、緊急事態宣言の5月末までの延長と休校が決まりました。 文科省方針に基づいて、学校からは休校中の宿題や時間割についてプリントが出されました。
「休校中の宿題は今学期の評価に含める」、
「休校中の宿題に出した領域は学校再開しても再学習しない」、みたいな記述。。。え??
これにはとてももやもやしてしまいました。
学校って何だ??先生って何のためにいるの??
家で勉強を見てあげられる大人がいない場合の子供たちはどうなる??
特に低学年の子たち、ハードル高いでしょ。

国立や私立は独自にオンライン授業を開始したり、手厚いサポートがあったりします。
でも同じ都内の公立小学校でもオンラインでインタラクティブな授業を開始しているところもあれば、山のような紙のプリント宿題を家庭に持ち帰り、家庭責任でやらされるところもあり。どの行政単位、学区単位を選んで子育てするかというのは大事なんだなと改めて思い知らされた次第です。
赤ちゃん生む前に親都合で場所選んで家買ったり、未就学児の際に今後の公立学校のこと考えないで家買ったりしてしまうと、身動きとりにくくなりますね。→過去の自分のことです。。今は家も車も処分。。

娘は日本の学校に通えることを、こっちが驚くくらい楽しみに待ちわびているので、親も気持ちを新たに校長面談に向かいました。
迎え入れてくれた校長先生や他先生はとても温和な先生方で、
心配事はないか。
せっかく日本にいるのにお友達とずっと遊べなくてかわいそうだね。
休校中は体をできるだけ動かしてね。
宿題はできるところだけ、やりたいところだけでいいよ。
と宿題や勉強よりも基本的なことに気をかけてくださりました。
何であんな上から目線のプリント書いたんだろう、というくらい好印象。
情報発信の仕方、実にもったいない。
ということで、山ほど宿題をもらって帰ってきました。
すでに4月から始めている同級生と比べると進度にだいぶ遅れはありますが、
日本の小学校に通えるうれしさで、やる気に満ち溢れている娘なら追いつくことでしょう。貴重な時間を有意義に使えるように、メリハリをつけて臨みたいと思います。

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